薪の特徴
樫(カシ)

薪の王様とも言われ、特に火持ちが良く、火力が強い木です。北欧では高級家具、建具の材料に使われています。乾燥すると、チェンソーの刃が欠けるほど硬くなります ……切ったばかりの生木は、水の中に入れると沈みます。
欅(ケヤキ)
目が細かく、着火性・火持ちが良い木です。日本では、高級建築材、家具、建具の材料として余りにも有名です。……薪を割る側としては骨の折れる木です。
楢(ナラ)

火持ちがよく、上質な薪として使われています。日本で使用されている薪の中では、一番ポピュラーな木です。北欧では、高級家具、建具の材料として使われています。……樫と共にどんぐりがなる木です。
広葉樹MIX

いろいろな雑木が入っています。
○桜:燻製用のチップとして使用されるほど、燃やしたときの香りがとても良い木です薪としても火持ちが良く、申し分ありません。テーブル、建築材にも使われています。
○シイ樫:皮が付いた状態では樫と見分けが付きにくいのですが、比重が小さく、樫と比べると火持ちが劣ります。
○ホウの木:まな板、版画の版木として使われるほど、材質がやわらかい木です。薪としては、着火性は良いのですが火持ちがあまり良くありません。
○リョウブ:大木にはならない木で、一般的には知られていませんが、目が細かく薪には最適です。
○楓:別名『もみじ』とも呼ばれる木で、目が細かく、火持ちが良い木です 。